国際ワークショップ「長周期地震動と地下構造」
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-->東京大学シンポジウム
-->第2回ワークショップ
2006年11月14日−15日
1号館3Fセミナー室
東京大学地震研究所
(地図,
アクセス)
主催:東京大学地震研究所 強震動グループ*
後援:南カリフォルニア地震センター・地震研究所国際交流協定/科学研究費
基盤C企画調査 (No.18631006)
プログラム
目的
2003年十勝沖地震での石油タンク火災で注目を浴びた長周期地震動は,
以下に示す理由により包括的かつ総合的な共同研究が必要とされている.
(1) わが国では十勝沖地震以前の1964年新潟地震,1983年日本海中部地震,
1993年北海道南西沖地震でも類似した現象と被害が確認され,
ある程度の研究の蓄積があったにもかかわらずそれらが生かされなかったこと.
(2) 上記の三地震以降,1995年兵庫県南部地震を経て強震観測網が大幅に強化され,
そのデータ等に基づいた地震動の予測やシミュレーション技術が急速に発展しているので,
それらを踏まえて長周期地震動の研究を再構築しなければならないこと.
(3) 長周期地震動の理解には,伝播経路や堆積盆地等の地下構造のモデル化が,
きわめて重要な役割を果たすこと.
(4) 近年,首都圏などで超高層ビルが大幅に増加したり,
免震・制震構造物等がふえることにより,長周期地震動に対する
都市環境も大きく変化していること.
本ワークショップでは,数値シミュレーション,地下構造,
震源,伝播経路,地震工学の観点から長周期地震動に関する
議論を行い,共同研究を立ち上げるための企画調査を行うことを目的とする.
海外からの招待講演者 (アルファベット順)
- Brad T. Aagaard (U.S. Geological Survey, Menlo Park, USA)
- Thomas M. Brocher (U.S. Geological Survey, Menlo Park, USA)
- Robert W. Graves (URS Corporation, Pasadena, USA)
- Kim B. Olsen (San Diego State University, USA)
- Arben Pitarka (URS Corporation, Pasadena, USA)
国内からの招待講演者 (アルファベット順)
- 青井 真(防災科研)
- 藤原広行(防災科研)
- 福和伸夫(名大環境)
- 古村孝志(東大地震研)
- 畑山 健(消防研)
- 東 貞成(電中研)
- 久田嘉章(工学院大)
- 堀 宗朗(東大地震研)
- 池上泰史(東大地震研)
- 岩田知孝(京大防災研)
- 釜江克宏(京大原子炉)
- 関口春子(産総研)
- 竹中博士(九大理)
国内外からの招待パネリスト (アルファベット順)
- 入倉孝次郎(愛工大)
- 川瀬 博(九大人間環境)
- 纐纈一起(東大地震研)
- 工藤一嘉(東電設計・日大)
- 翠川三郎(東工大総合理工)
- 笹谷 努(北大理)
- Paul G. Somerville (URS Corporation, Pasadena, USA)
* By
纐纈一起・
古村孝志・
三宅弘恵(東大地震研)
This page is located at
<http://taro.eri.u-tokyo.ac.jp/workshop/ground_motionj.html>.
Oct. 23, 2006
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