現代地震1
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番号 西暦 (日本暦) 緯度経度 M マグニチュード / 地域:(名称:) 被害摘要
319 1886 7 23 (明治 19) 37.1°N 138.5°E M5.3 2
新潟県南部: 家屋倒損,道路・石垣破損,山崩れなどの小被害.上高井地方で前震があった.
320 1889 7 28 (明治 22) 32.8°N 130.7°E M6.3 4
熊本県西部: 熊本市を中心に半径約20kmの範囲に被害があり.県全体で全潰234,死19.橋の落下や破損が多かった.
321 1890 1 7 (明治 23) 36.5°N 138.0°E M6.2 2
長野県北部: 東筑摩・北安曇・更科・上水内の各郡で家屋の小破,山崩れ,道路破損などがあった.死1.
322 1891 10 28 (明治 24) 35.6°N 136.6°E M8.0 6
岐阜県西部: 『濃尾地震』: 仙台以南の全国で地震を感じた.わが国の内陸地震としては最大のもの.建物全潰14万余,半潰8万余,死7273,山崩れ1万余.根尾谷を通る大断層を生じ,水鳥で上下に6m,水平に2mずれた.1892年1月3日,9月7日,94年1月10日の余震でも家屋破損などの被害があった.
323 1892 12 9·11 (明治 25) ( 9日)37.1°N 136.7°E M6.4 2
(11日)37.0°N 136.7°E M6.33
能登半島西岸: 『能登地震』: 9日の地震により羽咋郡で家屋・土蔵の破損があった.加賀・越中の海岸で潮位異常とされるが資料は少ない.11日にも同程度の地震がやや南で起きて,羽咋郡で全潰2,死1. [0]
324 1893 6 4 (明治 26) 43½°N 148°E M7¾ 1
色丹島沖: 択捉島で震動が強く,岩石の崩壊があった.津波は色丹島で2.1〜2.4mなど. [1]
325 1893 9 7 (明治 26) 31.4°N 130.5°E M5.3 2
鹿児島県南部: 知覧村付近で被害が多く,家屋・土蔵・石垣・堤防など破損.近くの村々でも被害.倒家2.
326 1894 3 22 (明治 27) 42½°N 146°E M7.9 3
根室沖: 『根室沖地震』: 根室・厚岸で家屋・土蔵などに被害.死1,家屋潰12,津波は宮古4.0m,大船渡1.5mなど. [2]
327 1894 6 20 (明治 27) 35.7°N 139.8°E M7.0 Mw6.6* 4
東京府東部: 『東京地震』: 青森から中国・四国地方まで地震を感じた.東京・横浜の被害が大きかった.神田・本所・深川で全半壊多く,東京で死24.川崎・横浜で死7.鎌倉・浦和方面にも被害があった.
328 1894 10 22 (明治 27) 38.9°N 139.9°E M7.0 5
山形県北西部: 『庄内地震』: 被害は主として庄内平野に集中した.山形県下で全潰3858,半潰2397,全焼2148,死726.
329 1895 1 18 (明治 28) 36.1°N 140.4°E M7.2 3
茨城県南部: 北海道・四国・中国の一部まで地震を感じた.被害範囲は関東東半分.全潰53(家屋43,土蔵10),死6.
330 1896 4 2 (明治 29) 37.5°N 137.3°E M5.7 2
石川県北岸: 蛸島村で土蔵倒潰2,家屋破壊15.禄剛崎燈台破損.
331 1896 6 15 (明治 29) 39.5°N 144.0°E M8¼ Mw8.0* 7
岩手県沖: 『三陸沖地震』: 震害はない.津波が北海道より牡鹿半島に至る海岸に襲来し,死者総数は21959(青森343,宮城3452,北海道6,岩手18158).家屋流失全半潰8〜9千,船の被害約7千.波高は,吉浜24.4m,綾里38.2m,田老14.6mなど.津波はハワイやカリフォルニアに達した.Mは津波を考慮したもので,いわゆる“津波地震”. [4]
332 1896 8 31 (明治 29) 39.5°N 140.7°E M7.2 5
秋田県東部: 『陸羽地震』: 秋田県の仙北郡・平鹿郡,岩手県の西和賀郡・稗貫郡で被害が大きく,両県で全潰5792,死209.千屋断層・川舟断層を生じた.
333 1897 2 20 (明治 30) 38.1°N 141.9°E M7.4 2
宮城県沖: 『宮城県沖地震』: 岩手・山形・宮城・福島で小規模の被害.石巻で住家全倒1,一ノ関で家屋大破60など. [0]
334 1897 8 5 (明治 30) 38.3°N 143.3°E M7.7 2
宮城県沖: 津波により三陸沿岸に小被害.津波の高さは盛で3m,釡石で1.2m. [1]
335 1898 4 3 (明治 31) 34.6°N 131.2°E M6.2 2
山口県北方沖: 見島西部で強く,神社仏閣の損傷・倒潰,石垣の崩壊があった.
336 1898 4 23 (明治 31) 38.6°N 142.0°E M7.2 2
宮城県沖: 岩手・宮城・福島・青森の各県で小被害.花巻で土蔵全潰1.小津波があった. [-1]
337 1899 3 7 (明治 32) 34.1°N 136.1°E M7.0 3
三重県南部: 『紀和地震』: 奈良県吉野郡・三重県南牟婁郡で被害が大きく,木ノ本・尾鷲で死7,全潰35,山崩れ多数.奈良県では大和高田で全潰2など,大阪府で所々小被害.
338 1899 11 25 (明治 32) (03時43分)31.9°N 132.0°E M7.1 2
(03時55分)32.7°N 132.3°E M6.9
宮崎県沖: 宮崎・大分で家屋が小破し,土蔵が倒潰した.大分では2回目の方が強く揺れた. [-1]
339 1900 3 22 (明治 33) 35.8°N 136.2°E M5.8 3
福井県中部: 鯖江町・吉川村で被害が最も多かった.県全体で家屋全潰2,半潰10,破損488など.
340 1900 5 12 (明治 33) 38.7°N 141.1°E M7.0 3
宮城県北部: 遠田郡で最も激しく,県全体で死傷17,家屋全潰44,半潰48,破損1474.
341 1900 11 5 (明治 33) 33.9°N 139.4°E M6.6 3
三宅島付近: 4日より前震があった.御蔵島・三宅島で海岸の崩壊などがあった.神津島で家屋全潰2,半潰3.
342 1901 8 9·10 (明治 34) ( 9日)40.5 °N 142.5°E M7.2 3
(10日)40.6°N 142.3°E M7.4
青森県東方沖: 青森県で死傷18,全潰家屋8,秋田・岩手でも被害があった.宮古近海で高さ約0.6mの小津波が7〜8回来襲した. [0]
343 1902 1 30 (明治 35) 40.5°N 141.3°E M7.0 3
青森県東部: 三戸・七戸・八戸などで倒潰家屋3,死1.前の地震の余震か?
344 1905 6 2 (明治 38) 34.1°N 132.5°E M7.2 3
安芸灘: 『芸予地震』: 広島・呉・松山付近で被害が大きく,広島県で家屋全潰56,死11,愛媛県で家屋全潰8.?瓦造建物・水道管・鉄道の被害が多かった.1903年以来,この近くで地震が多かった.
345 1905 6 7 (明治 38) 34.8°N 139.3°E M5.8 2
伊豆大島: 5月28日頃からの群発地震の中の主震.家屋3が傾いた.土地・道路・石垣の崩壊・亀裂が多かった.
346 1909 3 13 (明治 42) (08時19分)34.5°N 141.5°E M6.7 2
(23時29分)34.5°N 141.5°E M7.5
房総半島沖: 『房総沖地震』: 先の地震で家屋2が傾斜.前震か? あとの方が揺れが強く,横浜で煙突・?瓦壁の崩壊などの被害があった.
347 1909 8 14 (明治 42) 35.4°N 136.3°E M6.8 4
滋賀県東部: 『姉川地震』: 虎姫付近で被害が最大.滋賀・岐阜両県で死41,住家全潰978.姉川河口の琵琶湖湖底が数十m深くなったという.
348 1909 8 29 (明治 42) 26°N 128°E M6.2 3
沖縄本島付近: 那覇・首里で家屋全半潰6,死1.その他で全半潰10,死1.
349 1909 11 10 (明治 42) 32.3°N 131.1°E M7.6 3
宮崎県西部: 宮崎市付近で被害が大きく,宮崎・大分・熊本・鹿児島・高知・愛媛・岡山・広島の各県に被害があった.家屋全潰4.大きなやや深発地震で,深さ約150km.
350 1910 7 24 (明治 43) 42.5°N 140.85°E M5.1 2
胆振西部: 『有珠山地震』: 15日以来地震頻発,この地震などで虻田村で半潰・破損15,その他でも小被害があった.この約7時間半後,有珠山が噴火した.
351 1911 6 15 (明治 44) 28.0°N 130.0°E M8.0 3
奄美大島付近: 『奄美大島沖地震』: 有感域は中部日本に及び,喜界島・奄美大島・沖縄本島・徳之島などに被害.死12,家屋全潰422.この地域最大の地震. [0]
352 1913 6 29 (大正 2) 31.65°N 130.35°E M5.7 2
鹿児島県西部: 『鹿児島地震』: 翌日再震(M5.9),翌日の方が大きく家屋倒潰1.地鳴りを伴った.
353 1914 1 12 (大正 3) 31.6°N 130.6°E M7.1 4
鹿児島県中部: 『桜島地震』: 桜島の噴火で発生した地震.鹿児島市で住家全倒39,死13,鹿児島郡で住家全倒81,死22.小津波があった. [1]
354 1914 3 15 (大正 3) 39.5°N 140.4°E M7.1 4
秋田県南部: 『仙北地震』: 仙北郡で最もひどく,全体で死94,家屋全潰640.地割れや山崩れが多かった.
355 1914 3 28 (大正 3) 39.2°N 140.4°E M6.1 3
秋田県南部: 前の地震の最大余震.藤木村で住家(本震で半壊状態)が全壊1.沼館町で家屋全潰数戸?
356 1915 3 18 (大正 4) 42.1°N 143.6°E M7.0 3
十勝沖: 芽室村字美生村と戸蔦村で家屋倒潰,死各1.
357 1915 11 16 (大正 4) 35.4°N 140.3°E M6.0 2
房総半島: 下香取郡万才村・長生郡西村・その他で崖崩れがあり,傷5,人家・物置の潰れがあった.群発地震で,12日から地震が続いていた.
358 1916 2 22 (大正 5) 36.5°N 138.5°E M6.2 3
群馬県西部: 『浅間山地震』: 浅間山麓で激しく,嬬恋村で山崩れ,家屋全潰7.その他,大笹・大前などで半潰3,破損109,土蔵破損164.
359 1916 11 26 (大正 5) 34.6°N 135.0°E M6.1 3
兵庫県南岸: 神戸・明石・淡路北部で死1,家屋倒潰3など.有馬温泉の泉温1℃上がる.
360 1917 5 18 (大正 6) 35.0°N 138.1°E M6.3 3
静岡県中部: 『静岡県中部地震』: 死2.?瓦塀・?瓦煙突の被害が多かった.志田順による発震機構の先駆的な研究で知られる地震.
361 1918 9 8 (大正 7) 45½°N 152°E M8.0 2
ウルップ島沖: 沼津まで有感,津波あり.津波の波高はウルップ島岩美湾で6〜12m(死24),根室1m,父島1.5mなど.千島海溝沿いの巨大地震. [1]
362 1918 11 11 (大正 7) (02時59分)36.5°N 137.9°E M6.1 3
(16時04分)36.5°N 137.9°E M6.5
長野県北部: 『大町地震』: 震害があったのは大町および付近の村で,家屋全潰6,半潰破損2852,非住家全潰16.2回目の方が大きかった.大町を中心に15cmほどの土地の隆起があった.
363 1921 12 8 (大正 10) 36.0°N 140.2°E M6.8 2
茨城県南部: 『龍ケ崎地震』: 千葉・茨城県境付近に家屋破損・道路亀裂などの小被害があった.従来,龍ケ崎市の地震とされていたもの.
364 1922 4 26 (大正 11) 35.3°N 139.7°E M6.8 3
神奈川県東部: 『浦賀水道地震』: 東京湾沿岸に被害があり,東京・横浜で死各1.家屋・土蔵などに被害があった.
365 1922 12 8 (大正 11) (01時50分)32.7°N 130.1°E M6.9 4
(11時02分)32.7°N 130.1°E M6.5
橘湾: 『島原地震』: 被害はおもに島原半島南部・天草・熊本市方面.長崎県で死26,住家全潰195,非住家全潰459.このうち2回目の地震による死3.
366 1923 9 1 (大正 12) 35.3°N 139.1°E M7.9 Mw7.9* 7
神奈川県西部: 『関東地震』:『関東大震災』: 東京で観測した最大地動振幅14〜20cm.地震後火災が発生し被害を大きくした.全体で死・不明10万5千余,住家全潰10万9千余,半潰10万2千余,焼失21万2千余(全半潰後の焼失を含む).山崩れ・崖崩れが多い.房総方面・神奈川南部は隆起し,東京付近以西・神奈川北方は沈下した.相模湾の海底は小田原—布良線以北は隆起,南は沈下した.関東沿岸に津波が襲来し,波高は熱海で12m,相浜で9.3mなど. [2]
367 1924 1 15 (大正 13) 35.3°N 139.1°E M7.3 Mw6.9* 4
神奈川県西部: 『丹沢地震』: 関東地震の余震.東京・神奈川・山梨・静岡各県に被害があり,死19,家屋全潰1300余.特に神奈川県中南部で被害が著しかった.
368 1925 5 23 (大正 14) 35.6°N 134.8°E M6.8 5
兵庫県北部: 『但馬地震』: 円山川流域で被害多く,死428,家屋全潰1295,焼失2180.河口付近に長さ1.6km,西落ちの小断層二つを生じた.葛野川の河口が陥没して海となった.
369 1927 3 7 (昭和 2) 35.6°N 134.9°E M7.3 6
京都府北部: 『丹後地震』: 被害は丹後半島の頸部が最も激しく,京都府を中心に淡路・福井・岡山・米子・徳島・三重・香川・大阪に及ぶ.全体で死2912,家屋全潰12502(住家5024,非住家7478).郷村断層(長さ18km,水平ずれ最大2.7m)とそれに直交する山田断層(長さ7km)を生じた.測量により,地震に伴った地殻の変形が明らかになった. [-1]
370 1927 10 27 (昭和 2) 37.5°N 138.8°E M5.2 2
新潟県中越地方: 『関原地震』: 局部的強震.傷2,住家半潰23,住家大破234.宮本村の田圃内に石油ガス噴出口を生じた.
371 1930 10 17 (昭和 5) 36.4°N 136.3°E M6.3 2
石川県西方沖: 片山津で死1.ほかでは煙突破損等小被害,砂丘による崖崩れなど.
372 1930 11 26 (昭和 5) 35.0°N 139.0°E M7.3 5
静岡県伊豆地方: 『北伊豆地震』: 2〜5月に伊東群発地震.この月11日より前震があり,余震も多かった.死272,住家全潰2165.山崩れ・崖崩れが多く,丹那断層(長さ35km,横ずれ最大2〜3m)とそれに直交する姫之湯断層などを生じた.
373 1931 9 21 (昭和 6) 36.2°N 139.2°E M6.9 3
埼玉県北部: 『西埼玉地震』: 震央は埼玉県西部の山沿いであるが被害は中部・北部の荒川・利根川沿いの沖積地に多かった.死16,家屋全潰207(住家76,非住家131).
374 1931 11 2 (昭和 6) 31.8°N 132.0°E M7.1 3
日向灘: 宮崎県で家屋全潰4,死1.鹿児島県で家屋全潰1.室戸で津波85cm. [-1]
375 1933 3 3 (昭和 8) 39.1°N 145.1°E M8.1 6
三陸沖: 『三陸沖地震』: 震害は少なかった.津波が太平洋岸を襲い,三陸沿岸で被害は甚大.死・不明3064,家屋流失4034,倒潰1817,浸水4018.波高は綾里湾で28.7mにも達した.日本海溝付近で発生した巨大な正断層型地震と考えられている. [3]
376 1933 9 21 (昭和 8) 37.1°N 137.0°E M6.0 3
石川県能登地方: 石川県鹿島郡で死3,家屋倒潰2,破損143などの被害があった.富山県でも傷2.
377 1935 7 11 (昭和 10) 35.0°N 138.4°E M6.4 3
静岡県中部: 『静岡地震』: 静岡・清水に被害が多く,死9,住家全潰363,非住家全潰451.清水港で岸壁・倉庫が大破,道路・鉄道に被害があった.
378 1936 2 21 (昭和 11) 34.5°N 135.7°E M6.4 3
奈良県: 『河内大和地震』: 死9,住家全潰6,半潰53.地面の亀裂や噴砂・湧水現象も見られた.
379 1936 11 3 (昭和 11) 38.3°N 142.1°E M7.4 3
宮城県沖: 『宮城県沖地震』: 宮城・福島両県で非住家全潰3,その他の小被害.小津波があった. [-1]
380 1936 12 27 (昭和 11) 34.3°N 139.3°E M6.3 3
新島・神津島近海: 新島・式根島で死3,民家全潰39,半潰473.崖崩れが多く,26日頃から前震があった.
381 1938 5 23 (昭和 13) 36.6°N 141.3°E M7.0 2
茨城県沖: 小名浜付近の沿岸と福島・郡山・白川・若松付近に被害があった.福島県で家屋の被害250など.茨城県磯原で土蔵倒壊1.小津波があった. [-1]
382 1938 5 29 (昭和 13) 43.5°N 144.4°E M6.1 3
釧路地方北部: 『屈斜路湖地震』: 家屋倒潰5,死1.屈斜路湖付近で小被害.
383 1938 6 10 (昭和 13) 25.6°N 125.0°E M7.2 1
宮古島北西沖: 津波来襲,平良港で高さ1.5m.棧橋流失し,帆船に被害があった. [1]
384 1938 11 5·6 (昭和 13) (5日17時43分) 36.9°N 141.9°E M7.5 Mw7.9* 3
(5日19時50分) 37.4°N 141.5°E M7.3
(6日17時54分) 37.4°N 141.9°E M7.4
福島県沖: 『福島県沖地震』: この後年末までにM7前後の地震が多発した.福島県下で死1,住家全潰4,非住家全潰16.小名浜・鮎川などで約1mの津波. [0]
385 1939 3 20 (昭和 14) 32.1°N 131.7°E M6.5 2
日向灘: 大分県沿岸で小被害,宮崎県で死1.小津波があった. [-1]
386 1939 5 1 (昭和 14) (14時48分)39.9°N 139.8°E M6.8 4
(15時00分)40.0°N 139.6°E M6.7
秋田県沿岸北部: 『男鹿地震』: 半島頸部で被害があり,死27,住家全潰479など.軽微な津波があった.半島西部が最大44cm隆起した. [-1]
387 1940 8 2 (昭和 15) 44.4°N 139.8°E M7.5 Mw7.6* 3
北海道北西沖: 『積丹半島沖地震』: 震害はほとんどなく,津波による被害が大きかった.波高は,羽幌・天塩2m,利尻3m,隠岐1.5mなど.天塩川河口で?死.全体で死10,流失建物20,流失船舶644. [2]
388 1941 7 15 (昭和 16) 36.7°N 138.2°E M6.1 3
長野県北部: 『長野地震』: 長野市北東の村々に被害があり,死5,住家全壊29,半壊115,非住家全壊48.
389 1941 11 19 (昭和 16) 32.1°N 132.1°E M7.2 3
日向灘: 大分・宮崎・熊本の各県で被害があり,死2,家屋全壊27.九州東岸・四国西岸に津波があり,波高は最大1m. [1]
390 1943 3 4 (昭和 18) 35.4°N 134.1°E M6.2 3
鳥取県東部: 『鳥取県東部地震』: 翌日にもほぼ同じ所に再震(M6.2),両方で傷11,建物倒壊68,半壊515.
391 1943 8 12 (昭和 18) 37.3°N 139.9°E M6.2 2
福島県会津地方: 『田島地震』: 崖崩れや壁の?落など小被害があった.
392 1943 9 10 (昭和 18) 35.5°N 134.2°E M7.2 5
鳥取県東部: 『鳥取地震』: 鳥取市を中心に被害が大きく,死1083,家屋全壊7485,半壊6158.鹿野断層(長さ8km),吉岡断層(長さ4.5km)を生じた.地割れ・地変が多かった.
393 1943 10 13 (昭和 18) 36.8°N 138.2°E M5.9 3
長野県北部: 死1,住家全壊14,半壊66,非住家全壊20.その他,道路の亀裂などがあった.
394 1944 12 7 (昭和 19) 33.6°N 136.2°E M7.9 Mw8.1* 5
紀伊半島南東沖*: 『東南海地震』: 静岡・愛知・三重などで合わせて死1183,住家全壊18143,半壊36638,流失2400.遠く長野県諏訪盆地での住家全壊12などを含む.津波が各地に襲来し,波高は熊野灘沿岸で6〜8m,遠州灘沿岸で1〜2m.紀伊半島東岸で30〜40cm地盤が沈下した. [3]
395 1945 1 13 (昭和 20) 34.7°N 137.1°E M6.8 6
三河湾: 『三河地震』: 規模の割に被害が大きく,死2306,住家全壊7221,半壊16555,非住家全壊9187.特に幡豆郡の被害が大きかった.深溝断層(延長9km,上下ずれ最大2mの逆断層)を生じた.津波は蒲郡で1mなど. [-1]
396 1945 2 10 (昭和 20) 40.9°N 142.4°E M7.1 3
青森県東方沖: 青森県で家屋倒壊2,死2.八戸などで微小被害.八戸で津波全振幅35cm. [-1]
397 1946 12 21 (昭和 21) 32.9°N 135.8°E M8.0 5
紀伊半島南方沖*: 『南海地震』: 被害は中部以西の日本各地にわたり,死1330,家屋全壊11591,半壊23487,流失1451,焼失2598.津波が静岡県より九州に至る海岸に来襲し,高知・三重・徳島沿岸で4〜6mに達した.室戸・紀伊半島は南上がりの傾動を示し,室戸で1.27m,潮岬で0.7m上昇,高知・須崎で1.2m沈下.高知付近で田園15km2が海面下に没した. [3]
398 1947 9 27 (昭和 22) 24.7°N 123.2°E M7.4 3
与那国島近海: 石垣島で死1,西表島で死4.瓦の落下・地割れ・落石などがあった.震央は国際地震輯報による.
399 1947 11 4 (昭和 22) 43.9°N 140.8°E M6.7 1
北海道西方沖: 北海道の西岸に津波があり,波高は稚内区内で2m,羽幌付近で0.7m.小被害があった. [1]
400 1948 6 15 (昭和 23) 33.7°N 135.3°E M6.7 3
紀伊水道: 和歌山県西牟婁地方で被害が大きかった.死2,家屋倒壊60.道路・水道などに被害があった.

2022年09月08日